サルでも分かる CWM Recovery の移植手順 for P-01D (改訂版-2012/08/08)
ドキュメントもすらマトモに読まず、この辺を参考にしてP-01D向けに移植しました。こえー
【警告】
お手持ちの P-01D が素敵な文鎮になる可能性を秘めた作業を紹介しています。
文鎮になったとしても、絶対にdocomoショップに駆け込んだりしない人だけ先に進んで下さい。
端末の root 取得には文鎮化が付き物です。
・中学生以上
・次の日記の内容を一通り習得されている方
イメージの作り方
- cm-ics を一式入手し、コマンドプロンプトに envsetup.sh を読み込みます。
- 具体的な手順については、先日の日記を参照のこと。
- repo sync するときは -j4とか -j8 とかやると幸せになれるかも。
- 実機上の /dev/mtd/mtd6 を dd bs=4096 で recovery.bin 等にコピーします。
# dd if=/dev/mtd/mtd6 of=/mnt/sdcard/recovery.bin bs=4096
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- イメージの取得には root 権限が必要です。イメージの分解・詰め直しは必要ありません。
- 取得したイメージは、元の recovery へ戻す際に使用します。
- envsetup.sh を読み込みます。
# source build/envsetup.sh
ビルドに必要な環境設定をしてくれます。
- ビルドに必要なツールをmakeします。-j8とか-j16とか指定するとスレッドが増えます。
$ make -j8 otatools
- 取得した recovery.bin から必要なファイルを抜き出し、設定を書き出します。
$ build/tools/device/mkvendor.sh panasonic p01d ~/recovery.bin
実行すると、device/panasonic/p01d のような名前でディレクトリが作成され、機種毎のmakeに必要な最低限のファイルが作成されます。
このとき unpackbootimg が見つからないとエラーを吐く事がありますが、otatools を make した時点で次のパスに生成されているはずです。
エラーが出た場合、絶対パスで$PATHを設定して再度実行してやりましょう。
- リカバリファイル群をmakeします。
$ build/tools/device/makerecoveries.sh full_p01d-eng
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- このとき unpackbootimg が見つからないとかほざいてくるので、適当にツール類へパスを通しておきます。
$ export PATH=$PATH:/home/droid/work/cm_ics/out/host/linux-x86/bin/
- 次のパスにリカバリイメージが出力されます。
>.
out/target/product/p01d/recovery.img