YAMAHA RTX series からインターリンクの「マイIP」に接続する
今使うならソフトイーサ版あたりの方が管理とかアドレスのアサインが楽な気がします。どっちにしても速度遅すぎる気がするけど‥。
経過はこの辺
http://d.hatena.ne.jp/naba_san/20090529
http://d.hatena.ne.jp/naba_san/20090601
http://d.hatena.ne.jp/naba_san/20090605
上位にあるRTX1000は、KCNに対して常にDHCPでセッションを張っている前提。この状態で、RT105eからInterlinkの「マイIP」に、PPTPで接続する。
RT105e配下のネットワーク「172.25.*.0/23」(以下「Interlink系」)は、RTX1000配下のネットワーク「172.24.*.0/23」(以下「KCN系」)と異なる経路で外部に接続出来るようにするのが、今回の目標。
設定例
設定こんな感じ。*1
pp select 1 // PPの設定開始 pp bind tunnel1 // PPとトンネルを関連付ける pp always-on on // PP接続を常時有効にする pp auth accept chap mschap // 認証方法の設定 pp auth myname ID PASS // IDとパス入れる pp auth username ID PASS // もう一度入れる (何故かこれが無いと繋がらない ppp ipcp ipaddress on // PPTPでIPアドレスのネゴシエーションを行う (DHCPライク! ppp ipcp msext on // IPCPのMS拡張を有効化 ppp ccp type none // 圧縮等をしない ppp ccp no-encryption accept // 非暗号化通信を許可 ppp ipv6cp use off // IPv6のネゴシエーションはしない ip pp mtu **** // 通信に用いるMTU値を設定する (いくらぐらいがいいのか? ip pp secure filter in ごにょごにょ // 釘バット装備で監視 ip pp secure filter out ごにょごにょ // 出る杭は打つ ip pp nat descriptor 1 // NATディスクリプタの関連付け (詳細は記述しない) pptp service type client // PPTPサービスをクライアントモードに pp enable 1 // PP(PPTP)接続を有効にする tunnel select 1 // トンネルの設定開始 tunnel encapsulation pptp // トンネルはPPTPモード tunnel endpoint address// トンネル先 (PPTP-Server) pptp tunnel disconnect time off // 自動接続を切る pptp keepalive use on // Keep-Alive(接続維持)を有効 tunnel enable 1 // トンネル1を有効 ip route gateway metric 1 // PPTP-Server までの接続のみ、上位ルータ に投げる ip route default gateway pp 1 // 上の例外を除いて、全部PPTPの相手に投げる dns server pp 1 // IPCPでネゴシエーションした時に受け取ったDNSサーバを使う pptp service on // PPTPサービスをONにする pptp hostname ****** // ホスト名の設定(適当)
このままだとルーターにIPアドレスが振られてしまうので、更にNATディスクリプタを設定してNAPTしてやる必要があります。
( *.cっぽい記述でコメントがつけてありますが、たぶんこのままじゃ動かないので、使われる時は全部消して下さい。)
【次の課題】
ひとまずネットワークの分離が出来たところで…
どうにかしてIPv6に対応出来ないものかと、現在試行錯誤中。(思ってたより手間がかかりそうだ…)
−以上−
*1:この設定をそのまま使ったりした結果、妙な穴が開いてしまっても関知しませんので…参考にされる際は、リファレンス等を参照して、きちんと設定を確認して下さい。