UT-VPN から SoftEther への移行
CentOS にインストールしてあった UT-VPN の更新作業。
Scientific Linux とかは言うまでもなく、Debian/Ubuntu 辺りでもやる事は大差ないはず。
チェックポイント：
・設定は「vpn_server.config」と「vpn_client.config」に纏まってる。
⇒ 中身はテキストで互換性がある。コピーしてそのまま利用する方針で。
・UT-VPN Client のNICの名称（接頭辞）が「utvpn」から「vpn」に変わる(PacketiX互換)。
⇒ システム側のインターフェース名が変化するので、適切な修正が必要。
サービスの解除
サービス化している場合のみ、まずはサービスを止め、自動起動を解除。
# service utvpnserver stop # service utvpnclient stop # chkconfig utvpnserver off # chkconfig utvpnclient off
init.d 用のスクリプトは念のためバックアップしておく。
バックアップ先は･･utvpnのインストール先とか、適当に選ぶ。
# cp /etc/init.d/utvpnserver /usr/utvpnserver/utvpnserver.init # cp /etc/init.d/utvpnclient /usr/utvpnclient/utvpnclient.init
ダウンロードとインストール
まずはダウンロード。
- softether-vpnclient-v1.00-9371-rtm-2013.07.25-linux-x86-32bit.tar.gz
- softether-vpnclient-v1.00-9371-rtm-2013.07.25-linux-x64-64bit.tar.gz
- softether-vpnserver-v1.00-9371-rtm-2013.07.25-linux-x86-32bit.tar.gz
- softether-vpnserver-v1.00-9371-rtm-2013.07.25-linux-x64-64bit.tar.gz
多分この辺りですよね。説明略。
ローカル環境へ必要なファイルをダウンロードしたら、一式展開。
展開したファイルは /usr か /usr/local 辺りに移動させる。そのまま make を実行。
# cd /usr/vpnserver # make # cd /usr/vpnclient # make
設定ファイルはそのまま持ってくる。
# cp /usr/utvpnserver/vpn_server.config /usr/vpnserver # cp /usr/utvpnclient/vpn_client.config /usr/vpnclient
サービスの再設定 (サービスとして利用していた人のみ)
自動起動の設定を修正する。基本的に utvpn を vpn に書き換えるだけでOK。
# cd /etc/init.d # mv utvpnserver vpnserver # mv utvpnclient vpnclient # vim vpnserver # vim vpnclient
上のパスが /usr/bin/utvpn ほげほげ、とかになってるようなら、インストール先のパスに修正しておく。
もし /usr/bin/utvpnほげほげ が設定されてるようなら、パスが通る一にシンボリックリンクが存在して少し厄介なので消しておく。
# rm /usr/bin/utvpn*
一通り終わったら、自動起動を再設定。
# chkconfig vpnserver on # chkconfig vpnclient on
インターフェースの修正 (UT-VPN/SoftEther VPN Client)
CentOS 5.x の場合
/etc/sysconfig/network-scripts/ にある「ifcfg-utvpn_」で始まる設定を変更する。
CentOS 6.x の場合
ごめん、分からん。
他のディストリ
ごめん、知らん。
再起動
# service vpnserver start # service vpnclient start
うまくいかなかったら･･頑張って下さい。
コメント頂けたら、日記に追記するかもしれません。
