一般家庭におけるサーバ/ワークステーションの廃棄方法
PCリサイクル制度におけるサーバとワークステーションの扱いについて。
区分について
まずはパソコンの購入時の区分や廃棄時の区分についておさらい。
販売時の区分
パソコンの販売は、顧客によって、「法人向け」と「個人向け」(又は家庭向け)の区分で対象が分かれていることが多いです。
「法人向け」は、事務用途などの実務用途に納入される製品であり、「個人向け」はご家庭での利用が想定されている製品、家電量販店で見かける一般消費者向けのパソコンです。
「資源有効利用促進法」(PCリサイクル含む)について
消費者、事業者、地方自治体、国がそれぞれ責務を負い、3Rの取り組みを推進しましょう、という法律。そもそも対象はパソコンに限りませんが、”2003年の法改正(省令改正?)で家庭系パソコンが対象に加わった事から、俗にパソコンリサイクル法とも呼ばれるようになった”(要約)とwikipediaやe-wordsでは解説しています。
平成15年9月以降に販売された家庭向けのパソコンには、原則としてPCリサイクルマークが貼付されています*3。このマークは、購入時にPCリサイクル料金が既に支払われている事を示しています。また、家庭系*4から排出されるパソコンについて、メーカーは義務を負っており、PCリサイクルマークが貼付されているものは無償回収、それ以外は規定の料金による有償回収することになっています。
一般的に、個人向けパソコンは家庭系から、法人向けパソコンは事業系から排出されることが想定されていますが、これがねじれた場合どうなるんでしょうか。
個人向けパソコンを事業系で廃棄した場合は、産業廃棄物になります。要するにPCリサイクルマークに対して無駄金払う事になります(なんじゃそりゃ)。
逆に法人向けの家庭系パソコンを廃棄する場合はPCリサイクル制度の対象になると思うんですが(マークがないので別途支払うことになる?)、関係する法律や省令の読み方が分からず、根拠になりそうなソースが見つけられませんでした。逆に対象にならないとする主張もあり、よく分かりません。
まぁ主題じゃないのでどうでもいい話です。
自治体の対応
回収しない方針を明確に示す自治体はありませんでした。
結論
面倒だし、丸ごとパソコンファームに送るのが吉じゃないですかね(適当)。
*1:http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000051841.html
*2:http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/sub-jigyo/jigyo/
*3:http://www.pc3r.jp/home/pcrecycle_mark.html
*4:恐らく‥
*5:この表記揺れも意味が変わってくるからどうにかして欲しい‥
*6:材質分別が求められている