Microsoft Office 2007と2010の共存時における関連付け
2007と2010で共存させる場合,恐らく2007⇒2010の順番でインストールすることになると思います。この場合,関連付けられたファイルは,原則として「後から追加したバージョン」が優先的に呼び出されるらしいです。
私の場合,Office 2007⇒2010の順番にインストールしたにも関わらず,保存したファイルを開くと【何故かWordを除いて】2007で起動するという,妙なトラブルが起きてしまいました。
なぜ2007を残したか
Excel 2007の「数式エディタ」が,2010ではWordやPowerPointでも利用可能に。ただ,2010は未だファイルを開いたときの動作が不安定だった為,しばらく共存させるつもりだったんですが,なぜかこの有様。
単純に関連付けを変更するだけでは,2010を呼び出しても2007が立ち上がってきて解決しません。ファイルのバージョンを見て,それに対応するバージョンのアプリケーションを立ち上げる仕様になってるようです。
但し,2010インストール後に触ったファイルは,ほぼ全てOffice 2010で保存し直しているにも関わらず,トラブルは解決しません。どうにも,.xlsxファイルは判定の対象になっていないようです。(.xlsと.xlsxの切り替えだけしかやってない?)
例えばExcelの場合,次のようにExcelを実行することで優先度を切り替えることが出来るそうです。
Excel 2007
(x86 Windows)
"C:\Program Files\Microsoft Office\Office12\EXCEL.EXE" /regserver
(x64 Windows)
"C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office12\EXCEL.EXE" /regserver
Excel 2010
(x86 Windows / x64 Windows with x64 Office Excel)
"C:\Program Files\Microsoft Office\Office14\EXCEL.EXE" /regserver
(x64 Windows)
"C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office14\EXCEL.EXE" /regserver
後はアプリケーションまでのパスをWINWORD.EXEなりPOWERPNT.EXEなり,あるいはVISIO.EXEなりMSACCESS.EXEなり,好きに書き換えて実行すると幸せになれます。